『沖縄燦燦』OKINAWA SANSAN
脚本・演出:三隅治雄
うりずんに種を蒔き
若夏に温たため
みーにし吹く日に歌い踊る
(撮影:坂内太)
上演時間 55 分
訃報】
民族学者・芸能研究者・脚本家・演出家
三隅治雄先生 ご逝去のお知らせ
このたび、民族学者・芸能研究者として、また脚本家・演出家として長年にわたり日本の芸能文化の発展に多大な足跡を残された三隅治雄先生が、ご逝去されました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
三隅先生は、沖縄の島々に伝わる芸能の奥深さと多様性、そして幾多の困難の中にあっても失われることのないウチナーンチュの明るさや、しなやかに乗り越えていく逞しさを、深い敬意と愛情をもって見つめ続けてこられました。
先生自ら島々を巡り、歌や踊りを掘り起こして紡ぎ上げた歌舞劇『南海のムリカ星』、そして『沖縄燦燦』には、沖縄の人びとの暮らしの中に息づく祈りや農作業、豊年祭、星を頼りに大海原へ漕ぎ出す漁師たちの姿が、鮮やかに、そして温かく描かれています。
「天ぬ群星や 変わる事ねさみ 黄金 銀ぬ花咲かち ばんたが心ぬ ムリカ星」
――自然とともに生きる喜びと沖縄の魅力に満ちた世界は、多くの観る人の心を照らし、感動を共有してきました。
歌舞劇『沖縄燦燦』は、日本国内のみならず世界各国で220ステージを超える公演を重ね、現在もなお進化を続けています。
作品の中で歌われる
「今日の日 黄金日 もとばしよ ほー世ば直れ 沖縄燦燦」
(今日という日は黄金のように輝く素晴らしい日。平和で豊かな世になりますように)
という詩は、先生の願いそのものであり、私たちの願いでもあります。
三隅先生と創作の場を共にできたことは、エーシーオー沖縄にとってかけがえのない宝であり、誇りです。私たちはこれからも、先生が作品に込められた想いを大切に受け継ぎ、「生きることの喜び」「命の輝き」を舞台をとおして世界へ届け続けてまいります。
長年にわたるご指導とご尽力に、心より感謝申し上げるとともに、深い哀悼の意を表します。
<エーシーオー沖縄作品>
*「沖縄燦燦」(三隅治雄作・演出)
*「南海のムリカ星」(三隅治雄作・演出)
*「琉球慕景」(三隅治雄作/織田紘二 演出)
*「山原船」(大城立裕作/三隅治雄演出)
令和8年2月 エーシーオー沖縄
島々に伝わる沖縄芸能の奥深さ、多彩さを掘り出して創られ、舞台は沖縄の魅力に満ち溢れている。
「エネルギッシュな踊り、バイオリン、三線、パーカッションの生演奏で観る人を幸せな気持ちにする、何度でも見たい!」と注目の歌舞劇!!
精一杯生きる毎日の出来事を喜び、祝い、愛を歌う。
*****
The stage is filled with the charms of Okinawa, and the depth and variety of Okinawan performing arts passed down from island to island is unearthed in this production.
The energetic dancing, violin, sanshin, and percussion make the audience happy and want to see it again and again! This is a song-and-dance performance that has attracted a lot of attention!
The songs are sung with joy, celebration, and love for the daily events of living life to the fullest.
琉球王国と呼ばれた140年以上前の沖縄。
村一番の頼りがいある漁師の三良(サンラー)と大人しく内気な加那(カナー)の不器用で純粋な仲を、賑やかな村の娘たちが密かに応援する姿を描く。
村は小さく貧しいけれど、みんなが恋する男女のために結い(助け合い)の力で家を建て、やがてふたりはめでたくニイビチ(結婚)。一年の収穫を祝う豊年祭り、豊穣の神の祝福を受け、村人たちの情熱がほとばしる歌と踊り。精一杯生きる毎日の中の出来事を喜び、祝い、愛を楽器演奏と踊りで表現していく。
演者が身につける衣装は山本寛斎門下の阿部美千代氏が担当。舞台美術は日本の舞台美術第一人者の滝善光氏が務めるなどストーリー以外の見どころも満載!!
恋する2人を巡る、命の賛歌。
***
Okinawa more than 140 years ago, when it was known as the Ryukyu Kingdom.
The film depicts the clumsy and pure relationship between the village's most dependable fisherman, Sanra, and the quiet and shy Kana, who are secretly supported by the bustling village girls.
The village is small and poor, but everyone builds a house for the man and woman in love through the power of mutual help, and the two eventually get niibichi (married). The villagers celebrate the harvest of the year with a fertility festival, and the blessing of the fertility god, and the passionate singing and dancing of the villagers. The joy, celebration and love of the daily events of living life to the fullest are expressed through instrumental music and dance.
♪バイオリン、三線、パーカッション♪ 生演奏が織りなす沖縄の音
テンポのいい展開に様々な演出が施される
背景に流れる星ときらめく夜空、舞台上に家が立つ舞台転換、一瞬にして衣装を替える「引き抜き」、そしてプロフェッショナルな踊り
クライマックスに向かって臨場感がましていく
***
Violin, sanshin, percussion Live music interweaves the sounds of Okinawa.
Various staging in a fast-paced development.
Stars in the background and the twinkling night sky, a house on the stage, “pulling out” to change costumes in an instant, and professional dancing.
The sense of realism builds toward the climax.
脚本・演出 三隅治雄
(2024年10月公演時)
比嘉大志
上原唯
古謝渚
伊集春華
大城春香
宮里香澄
〈歌・三線〉・・・・チアキ(しゃかり)
〈バイオリン〉・・・くによしさちこ
〈パーカッション〉・・伊波はづき
振付・・・・・・・・・・・・・・・知花小百合
音楽・・・・・・・・・・・・・・・松元靖
舞台美術デザイン・・・滝善光
衣裳・・・・・・・・・・・・・・・阿部美千代
照明・・・・・・・・・・・・・・・坂本義美
音響・・・・・・・・・・・・・・・富山尚
舞台監督・・・・・・・・・・・猪股孝之
演出助手・・・・・・・・・・・田中瑠美
企画・制作・・・・・・・・・・下山久
大城安恵
制作・・・・・・・・・・・・・・・友利奈緒子
比嘉千賀子
学校公演の様子など楽しさ満載♪ 燦燦メンバーの魅力がいっぱい♪
